スペインの魅力:一味違ったスペイン①クリスマス期間の過ごし方

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スペインの魅力探究シリーズ6

一味違ったスペインのクリスマスとして「クリスマス期間の過ごし方」を紹介します。

 

 

クリスマスの時期は、何だか子供のようにワクワクしてしまうのは私だけでしょうか。

世間では『リア充爆発しろ』的な言葉がよく似合う時期でもあるわけですが、クリスマスをスペインで、過ごされるなら、恋人がいないクリスマスでも、全く違う気持ちになれるかもしれません。

 

ここでは、スペインの文化をもっと知りたい方、クリスマスが大好きな方へ、スペイン流のクリスマスの過ごし方を3回に分けて紹介します。

 

今回は、第一弾【クリスマスを祝う意味とその期間の過ごし方編】とします。

 

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1年間で一番重要なイベント

スペインの国教は、キリスト教カトリックです。

そして、そのキリスト教において、クリスマスというのは一番大切で重要な期間です。

 

『クリスマスとは何の日か』という質問を日本人なら、恋人たちの為の日とか、サンタさんがプレゼントを持ってきてくれる日とか、ケーキを食べてお祝いする日とか、言うような答えも混じって返ってくるかもしれません。

 

しかし、スペイン人なら子供から大人まで、『クリスマスはイエスキリストの誕生した聖なる日で、それをお祝いする期間』と答えるでしょう。

 

恋人の『こ』の字も聞かないでしょうし、その上、クリスマスは家族のための日なのです。

聖なる夜にイエスキリスト、幼子が誕生してそれをお祝いする、その意味は正しく家族愛の象徴ではないでしょうか。

 

 

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クリスマスイブと元旦

日本のお正月元旦を想像してみてください。

元旦に家族や親戚が集まって新年をお祝いしている中、ロマンティックなデートをするために行くと、何だかおかしいですよね。

 

この感覚が、スペイン人が『日本ではクリスマスイブは恋人のためのロマンティックな日』と聞いた時に感じる違和感です。

 

また逆に、日本は神道なので、新年が年間一番の神聖な行事なのに対して、スペインは新年に宗教的な意味を持たないので、日本のように大晦日から新年にかけて家で家族と過ごす習慣はありません。

 

その日は豪勢な夕食を食べた後に、友達や恋人と集まって朝まで、ハッピーニューイヤーフィーバーです。

 

夜通し飲み、歌い、踊り明かします。

そして元日はみんな疲れはてて寝正月というやつです。

 

 

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降誕祭:クリスマスの意味

さて、ご存知かも知れませんが、改めて簡単に降誕祭の意味についてすごく大雑把に説明します。

実はこのイエス誕生の話を知らないと、スペインのクリスマスには、子供たちにプレゼントを届けるのが3人の博士だというところにつながらないからです。

 

もし、しっかり知りたいと思う方はこちらのサイトが丁寧でわかりやすく説明されているので、参考にしてください。

 

 

『イエス・キリスト誕生(降誕)の物語―クリスマスの本当の意味を味わう』

イエス・キリスト誕生(降誕)物語―クリスマスの本当の意味を味わう | TRUE ARK
今からおよそ2,000年前― 中東のメソポタミア―バビロンの地での出来事である。 その夜、天文学の博士*であるベルテシャザル*は、 いつもの習慣に基づいて、 神殿の屋上へと上っていった。 いつもよりも美しい、満点の星空であった。 ベルテシャザルは思わず仕事を忘れ、しばらくの間、 バビロンの夜空に見とれながら、物思いにふ...

 

 

 

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【イエス誕生物語】

少女マリアは天使ガブルエルからお告げを受け、処女でしたがイエスを身ごもります。

そして、夫ヨセフとマリアはベツレヘムへ向かいます。

そこで夜に宿を取ろうとしますが、空いておらず、馬小屋を借りることにします。

 

そこで誕生したのが、救い主、神の子イエスです。

イエスは天使たちに見守られ、讃美されながら、その馬小屋の飼い葉桶の中に寝かされました。

 

また、その夜、羊飼いたちが野宿をしながら羊の群れをしているところへ、天使たちが救い主の誕生を知らせにやってきます。

そのお告げを聞き、彼らもイエスの所へお祝いに駆けつけました。

 

その一方で、イエスが生れた時に輝く星を見て、救世主の誕生を知ったメルチョール、ガスパール、バルタサールという三人の博士の王はエルサレムに向かい、ヘロデ王にその救世主の居場所を尋ねます。

 

ヘロデ王は自分の地位を脅かす存在の誕生に動揺しつつも本心を隠し、博士達に自分も拝みに行きたいので場所がわかったら教えてほしいと頼みました。

 

三人の博士はその後、星に導かれ、無事に夜中にイエスの所へたどり着き、黄金、乳香、没薬の贈り物をしました。

 

その後、3人は夢の中でのお告げを受け、帰りにヘロデ王に合わずに(イエスの居場所を教えずに)帰っていきました。

救世主の存在を恐れたヘロデ王は、「ベツレヘムに住む2歳以下の男児をすべて殺すように」と命令を出しました。

 

しかし、ヨセフとマリアはお告げ通り、赤ちゃんを連れてベツレヘムを脱出していたので無事でした。

 

 

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クリスマス週間予定表

スペインでは、クリスマス期間はクリスマスの飾りつけを家中にする所から始まり、1月6日まで続きます。

つまり、イエス誕生から、3人の博士がお祝いに来るまでがクリスマスです。

 

12月24日

『聖なる夜 (Noche buena) 』この日の夕食が一番重要で豪華な食事です。

親戚や家族が集まります。

 

夜9時からはテレビで、スペインの王様の国民へのメッセージが放送されます。

この現国王のメッセージを聞きながら、家族そろって食事をするのが大切な伝統です。

 

12月25日(祝日)

クリスマス→家族のための日です。

サンタさんがちょっとした(ささやかな)プレゼントを昨夜くれたので、そのプレゼントを見ながら家族と過ごします。

 

12月28日

日本でいうエイプリルフールの日にあたる『イノセントの日 (Día de los Inocentes)』です。

 

嘘をついても良いという日なのは、エイプリルフールと同じですが、理由は全く違う理由です。

 

12月31日

大晦日 (Nochevieja) の夕食も豪華なものです。

 

夕食は家族と取ることが一般的ですが、その後は夜通し続くカウントダウンパーティへ出かけたりします。

 

1月1日(祝日)

大晦日に残ったご馳走の残りを食べながらゆっくり過ごす。大人は2日からの仕事に向けて休憩する日、基本的には寝正月です。

 

1月5日

博士王のカバルガータ(Cabalgata de Reyes Magos)と呼ばれるパレードが夕方に行われます。

3人の博士を乗せた御神輿が街中を周り、あめ玉をまいて回ります。

 

また、ロスコン・デ・レジェスというお菓子をこの日に食べる伝統があります。

この日の夜に子供たちへ博士から、プレゼントが届けられることになります。

 

1月6日

公現祭(王達の日 Día de Reyes)という祝日です。

 

クリスマス週間最後の日で、博士王がくれたプレゼントを開けながら過ごします。

 

 

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まとめ

スペインでは、クリスマスイブにはイエスが生まれた聖なる夜を家族でお祝いします。

 

伝統的にクリスマスイブには、TVで王様の国民へのメッセージを聞きながら、家族や親戚で夕食を囲んで過ごします。

 

 

日本のようにイブだけが重要なのではなく、期間は12月から1月6日まで続き、イエスが生まれたのが12月24日の深夜で、1月5日の夜にプレゼントを持って3人の博士がやってくるまでが、クリスマスであると紹介しました。

 

そういう訳ですので、予定が空いていれば、今年のクリスマスはスペイン流に、家族と一緒に過ごしてみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

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