人それぞれの長所?(取材を受けて思うこと)

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これは、先日遊びに来た友人の話です。

 

以前、東京某所を歩いていた際に、テレビの取材を受けました。こういう取材は東京ではよくあることらしく、彼も数回取材を受けたことがあります。

(ちなみに自分は、郷里の田舎で1回だけあります。)

テレビに出るかもしれないと勝手に思い、取材は緊張するのであまり受けたくはないのですが、頼まれると断るのも悪い気がして、なかなか断ることもできずに、ついなんとなく、今回も取材にこたえてきたそうです。

話に聞くと、同じ人が何回もテレビの取材を受けているそうです。

また、そのような人は、取材だけでなく、通勤中や休日の散歩中、ぶらぶら歩いているとき、などもよく道を聞かれることがあるそうです。

自宅から駅まで約10分の道のりで、3回も道を聞かれてしまった際には、乗りたかった電車を逃してしまい、待ち合わせ時間に遅れそうになってしまったそうです。

 

彼のようによく知らない人に声をかけられる人もいれば、そうでない人もいます。

その人が特別声をかけにくい雰囲気があるとは、私は思いません。

 

そういう方を男性でも女性でも知っていますが、どちらも穏やかな性格ですし、人を寄せ付けないオーラを発しているわけでもない普通の人です。

 

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どうして知らない人によく声をかけられる人と、そうでない人がいるのだろうと、気になってはいたのですが、ある本を読んだ際に少しだけそのことについて触れていました。

その本の著者が言うには、話しかけやすい人って、自分より弱そうに見える人なんだそうです。

話しかけて、いきなり暴れられたりしたら困りますから、なんとなくその理論には納得できました。

ですが、その理論から言うと、よく声をかけられる知人は、とても弱そうに見えるということなのか!?と少々驚きました。

 

その人たちは特に「なよなよ」しているわけではないと思います。

私自身の他者から見た印象はよくわかりませんが、声をかけられたことがないという人たちと同じく、いたって普通の人間だと思います。

 

そうすると、どういう点で自分より弱そうだと人は、判断するのだろうと疑問に思ってしまいました。

 

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この人に声をよくかけられるという性質は、他のことに大いに役に立つのではないでしょうか。

就職、面談、面接など、会社の上司や採用担当者に「あなたはどんな人ですか?」という項目がよくあります。

そのときに「知らない人によく道を聞かれる、話しかけやすい雰囲気を持っている人間です」と胸を張っていえると思います。

面接においては、そのときにすべてを見抜くのは難しく、「人に好かれる雰囲気を持った人は、どの職場においても使い道があるのではないでしょうか」

それで、採用が決まったら最高ですよね。

 

知らない人によく話しかけられる人間はあの本の著者が言う通り、他者から見れば弱く見えるのかもしれません。

ですが、知らない誰かにたくさん話しかけてもらえる雰囲気を持っているということは、コミュニケーション能力が重視される今の社会では重宝しますし、人間関係が広がることも考えると利点も多いように思います。

 

テレビの取材を受けるのは恥ずかしいし緊張もしますし、知らない人に道を聞かれると、焦ります。ましてや、時間がないときは大変困ることもあります。

それでも、自分の持つこの「話しかけられやすい雰囲気」というのは誇れるものなのではないかと考えています。

こういった些細なことも、考えようによっては長所になるのかもしれません。

 

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5-2:思いつき

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