日本ハムの清宮幸太郎はプロで活躍できるだろうか?

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清宮幸太郎は

プロで活躍をすることができるのか?

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清宮幸太郎に寄せられる期待

2017年度の高校野球、ドラフト会議直前の話題を席巻した、北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手。

高校野球の通算ホームラン数を塗り替えた、あの松井秀喜を超えるスラッガーとしての大きな期待を寄せられている新人ルーキーです。

 

春季キャンプを控えた2018年1月現在、新人合同自主トレをファンやマスコミの前で行い、残念なことに軽いけがを負うハプニングこそあったものの、2018年も大きな注目を集め、今シーズンもスポーツニュースや新聞に大きく取り上げられることでしょう。

 

むろん、一番期待しているのはファンでしょう。高校野球で話題を席巻した選手が入ってくるのは、あの大谷翔平以来のことですから、それはそれはファンの期待は自然と大きくなるものです。

 

 

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長距離タイプの清宮はすぐには成功しない?

1年目から大きな活躍を挙げて日本球界を盛り上げてほしい。

そう思うのは、ファイターズファンだけではなく、日本のプロ野球ファンなら誰しもが思うことでしょう。

 

しかし、その期待を抱く半面、ファンの中には影を落とすようにある種の不安もあります。

 

はたして、清宮はプロで通用するのだろうか、という素朴な疑問であり、素朴であるからこそ大きく膨れ上がる不安です。

 

例えば、日本の誇る最高のホームランバッター王貞治をはじめとして、多くのプロ野球評論家は、清宮のことを高校当時のスラッガーとしてではなく、中距離打者と見ています。

 

実際、練習などを見ても、長距離としては力不足なのではないか、プロでは中距離打者になるのではないか、という指摘が次第に増えて来ています。

 

また、ファイターズは確かに大谷翔平や中田翔などの高校野球で活躍した選手たちを一流のプロ野球選手にまで育て上げた指導力の高い球団です。

 

しかし、指導力はあれども過去の事例として、将来有望だったはずの選手が埋もれて行ったこともあります。

 

それは他の多くの球団も同様のことではありますが、清宮もそうなってしまうのでは、という疑念を抱いても仕方ありません。

 

本当にプロで通用するのでしょうか。

 

そのような疑問を抱くのも当然ですが、ファンというものは抱く期待は大きな反面、見切りも早い存在でもあります。

プロ野球でも早く活躍できる選手が一番、という考えが蔓延しているからでしょう。

 

活躍するまでの時間がかかると厳しい目や意見をついつい向けてしまいがちです。

特に期待の寄せられる選手にはそのようなファン心理の傾向が多いのも事実です。

 

しかし、そのようなファン心理とは裏腹に、新人で入団した選手のスラッガータイプの選手はどちらかといえば晩成タイプが多いです。

 

 

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スラッガータイプの高卒ルーキーたちの例

これまでの高卒で入団した選手のスラッガーたちを例に挙げてみてみましょう。

 

一人は、中田翔です。彼は2017年シーズンこそ不調に終わりましたが、2016年に100打点を越えて打点王にも輝き、日本を代表するホームランバッターとして知られるようになりましたが、そこに至るまでの道のりは非常に長く、険しい道のりでした。

 

入団当初はまったく通用せず、毎年のようにフォームを改造してはなかなか成績が上がらず、というのを繰り返し続けていました。

 

もう一人は、日本を代表し、メジャーリーグで活躍した松井秀喜氏です。

 

彼は入団してから将来の4番打者としてファンからも球団からも期待され、当時の監督である長嶋茂雄氏からは「松井4番打者1000日計画」というものが立てられていました。

 

ただ、実際に4番打者になれたのは1000日以上かかった3年目以降のことで、その指導には監督本人だけではなく、当時の中畑清打撃コーチや、松井の入団と共に入団した落合博光氏などが指導に当たったという並々ならぬ苦労があってのことでした。

 

三人目には、日本の4番、横浜DeNAベイスターズの筒香喜智です。

 

彼も松井に匹敵するスラッガーと言われてはいたものの、ブレイクするまでには長い長い時間がかかりました。

 

やはり、これまでの事例を考えても、スラッガータイプの高卒ルーキーがすぐにプロ野球でもスラッガーになれる、というのは非常に難しく、時間がかかるものなのです。

 

高卒ルーキーで活躍できる選手は、ピッチャーや走攻守の三拍子そろったような選手というのが多いので、いくら才能があって、バッティングフォームも完成している清宮といえども、活躍するには時間がかかることが予想されます。

 

 

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まとめ

むろん、高卒ルーキーでもホームランを打つなどの活躍をした選手もいますし、清原氏のように1年目からとんでもない成績を収めた選手もいましたが、それは非常に稀有な例で、本当に何十年かに一人の選手でしょう。

 

清宮がその何十年かに一人の選手なのか、というのは結果を見てみなくては分からないことではありますが、そうであれば嬉しいというぐらいの期待の方がいいと思います。

 

いずれにしろ、才能がある選手であるのは間違いありません。

 

すぐに活躍はできないかもしれませんが、将来的には必ず活躍してくれる選手ではありますので、ファンも長い目を見て活躍できるまで待つことが重要でしょう。

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5-2:思いつき

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