2018年、ファンのためにもプロ野球での元大リーガーの活躍を期待

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2018年は元大リーガーの活躍に要注目

 

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元メジャーリーガーの日本人が注目

2017年のオフシーズン、プロ野球のストーブリーグでは相変わらず多くの引退や人事異動が行われました。

 

中でも、千葉ロッテマリーンズの監督に井口資仁が就任、東北楽天ゴールデンイーグルスから松井稼頭央が古巣埼玉西武ライオンズに兼任コーチとして復帰、松坂大輔がソフトバンクホークスから中日ドラゴンズへと電撃移籍、そして極めつけは2018年のキャンプイン後に、青木宣親がメジャーから古巣のヤクルトへ、日本球界へと復帰することが発表されました。

 

1990年代から2000年代初頭にかけて、日本の野球を見ていた人には分かるかと思いますが、彼らは全員、日本球界で多大な成績を残した後に大リーグへと渡った選手たちです。

 

ニュースに盛んに名前が取り上げられるようになり、当時のファンの人達は懐かしい思いをしているのではないでしょうか。

 

 

当時は若手選手であったり、サムライジャパンとして対外試合を行っていたまさにスター選手たちでしたし、メジャーへの挑戦できっとさぞかし大きな活躍をするだろうと、期待を抱いていた人達も多かったでしょう。

 

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日本人メジャーリーがの全盛期と彼らの復帰後

当時は特に野茂英雄から始まった日本人のメジャー挑戦が、イチローと松井秀喜が海を渡ったことで全盛期を迎えたころでした。

 

 

彼らがベテランと呼ばれる年齢になっているところに、時間の早さをひしひしと感じる方も多いでしょうが、それ以前に当時だけの野球ファンからすると一つの疑問が湧いてくるかと思います。

 

あれだけメジャーに挑戦した選手たちがいて、それで日本に復帰していたというのに、名前をニュースなどで聞く機会が少なかったのではないのではないでしょうか。

 

日本人メジャーリーガーで日本球界に復帰した選手は他にも城島、石井一久、岩村、高津、などなどたくさんいます。

しかし、井口資仁をはじめとしてもう既に引退してしまった選手も多いですし、何より引退をするに至った大きな理由としては、日本球界に復帰してから思うように成績が伸びなかったことが挙げられます。

 

成績を挙げられなかった原因にはもちろん年齢もあるでしょう。

日本人がメジャーに挑戦する年齢は、二十代後半から三十代前半辺りがホットゾーンで、これくらいの年齢はちょうど脂の乗り切った時期と言われ、野球選手としての経験と肉体のピークが訪れる時期です。

 

それから5年くらい経って日本に復帰したとして、もう既にベテランと呼ばれる年齢に達している選手が多かったのです。

 

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「ベースボール」と「野球」の違い

しかし、年齢だけが問題ではありません。それに加えてもう一つあるのが、青木宣親も入団会見で言った、「ベースボールと野球の違い」です。

 

もっと噛み砕いて言うと、メジャーリーグと日本の野球の違いであり、この違いが選手たちの成績を大きく左右していました。

 

その違いと言っても様々です。

例えばプレイングの違いもそうですし、マウンドやグラウンドの固さ、天然芝と人工芝の違い、使用するボールの違い、バットの長さの違い、メジャーの動くストレートと日本の動かないストレートの違い、などなどです。

 

 

この違いは当然日本からアメリカに渡った際の一つの課題となり、合わせられれば活躍、会わせられなければ、マイナー落ちをして活躍できないということになります。

 

むろん、誰もが合わせようとし、実際合わせて活躍が出来ている選手もいます。

しかし、これが日本に帰って来てからは、今度はアメリカの野球から日本の野球に合わせなければならず、そこで苦労を強いられ、期待した通りの活躍ができないということになるのです。

 

うまく合わせられないことの原因はやはり年齢でしょう。

技術的に成熟し、新たにもう一度合わせようとするのが年齢的に難しく、再び調整するのが上手くいかずに、日本球界をも去ってしまった選手もたくさんいます。

 

このようなネガティブな印象もあり、このたびの日本球界復帰の話題に対してもネガティブなイメージを持っている野球ファンもいるでしょう。

 

しかし、逆にアメリカから帰ってきて活躍をした選手もいます。

石井一久は日本球界には古巣のヤクルトに復帰したのち、西武ライオンズに移籍して先発投手として日本一に貢献、中村紀洋は日本復帰からしばらく低迷したのちに、3球団を渡り歩いた3球団目の中日ドラゴンズで見事な復活を果たし、リーグ優勝に貢献するなど、投手であれ野手であれ復帰後も活躍を果たした選手もいます。

 

2018年シーズンでは、元メジャーリーガーの現役選手としては松坂大輔投手と青木宣親外野手に大きな期待が寄せられています。

 

松坂大輔は今年こその復活、そして青木宣親は昨シーズン96敗をしてしまったヤクルト再建のための救世主としての期待です。

 

ただ、どちらも年齢はすでに三十代後半。ベテランであり、けがに悩まされたこともあり、さらには前述した日本の野球への対応などの面でも不安があるのも事実です。

 

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まとめ

これからのキャンプでどれだけの調整ができるのかが、カギとなるだろうとは予測できますし、2018年の活躍に期待したいところですね。

 

なんたって、元メジャーリーガーですから。

海を渡るときは、日本の多くのファンに「送られ」「残念がられ」「期待され」て、行ったのですから、そのようなファンのためにも活躍してもらいたいものです。

 

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5-2:思いつき

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